2025/2/5

第306号

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今号は、昨年8月公表の乳用種雄牛評価成績により選抜された「ウエルダ」の紹介など、乳用牛情報を中心にお届けいたします。

  

 種雄牛情報

JP5H60136 ピユアソウル ビジヨン DR ウエルダ

   BLF CVF BYF CDF A2/A2

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「ウエルダ」は、2024―8月評価においてNTP+3,106(第10位)で選抜された「ドラステイツク P」の息牛です。祖母の「ピユアソウル ビジヨン M ヘイゼル」は、2016―8月NTPで上位1%以内にランキングするなど能力と体型のバランスの取れた成績を有し、北海道猿払村の丹治牧場を代表する「オーヘイダ」ファミリーから誕生しています。

本牛の特徴は、乳成分率オールプラスに加え、体細胞スコアも低いため良質なミルク生産に貢献が期待できます。さらに、在群能力(第11位)にも優れ、理想的な後肢側望と後乳頭の配置にも魅力ある種雄牛です。

  

君のおかげで、牛群が変わる。

 JP5H61521 オムラ セコマ バツハ ET
 BLF CVF BYF CDF A2/A2


「バツハ」は、2024―2月評価においてGNTP+3,486(第5位)で供用を開始したヤングサイアです。母の「オムラ アキアナ ローソン ET」はGNTP+3,766で第3位となった高能力雌牛です。この母に「JP5H60572 クラシツク」を交配し誕生したのがバツハであり、異父きょうだいの雌牛「オムラ ローソン ハウス ET」は、2024―8月と11月評価において未経産ゲノミック評価で第1位となるなど現在注目のファミリーでもあります。

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本牛は、2024―8月評価ではGNTP+3,538(第2位)と、ヤングサイアでトップクラスの成績です。高乳量(第19位)かつ乳成分率オールプラスと魅力的な泌乳能力を持ち、公表されたヤングサイアNTP上位100頭中において産乳成分(第3位)と乳代効果(第15位)に優れています。体型面ではサイズが中程度で理想的な尻の角度と乳房底面を有するなど魅力的な1頭です。

気質が穏やかで在群能力にも優れる「バツハ」は、収益性の高い牛群への改良を加速できるヤングサイアです。

 体外受精卵情報

◆新鮮胚輸送計画◆ 

令和7年3月28日までの新鮮胚移植計画をお知らせいたします。
ご注文は移植日の『前営業日の正午まで』に、お電話またはFAXにて家畜バイテクセンターまでご連絡ください。

ただし、2月12日(水)、2月25日(火)および3月21日(金)移植分については、前日が休日となりますので、ご注文はそれぞれ2月10日(月)、2月21日(金)または3月19日(水)の15時までにご連絡ください。


2月   4日(火)~ 2月   7日(金)移植:福之鶴SY

2月11日(火)~ 2月14日(金)移植:福之姫

2月18日(火)~ 2月21日(金)移植:福之鶴SY

2月25日(火)~ 2月28日(金)移植:福勝鶴

3月   5日(水)~ 3月   7日(金)移植:福之鶴SY

3月11日(火)~ 3月14日(金)移植:福之姫

3月18日(火)~ 3月21日(金)移植:福之鶴SY

3月25日(火)~ 3月27日(木)移植:福勝鶴


尚、令和7年2月19日(水)、3月4日(火)および3月28日(金)移植分の発送はありませんのでご注意ください。


🔗新鮮胚輸送計画はこちら

   

 牛群検定情報

◇冬のブロック会議開催について◇

令和6年度の第2回牛群検定推進ブロック会議を、東京(2/14)・ 広島(2/18)で開催いたします。牛群検定担当者の方のご参加をお待ちしております。なお、前日午後には酪農経営支援総合対策事業に係る現地勉強会及び優秀検定員表彰式が開催されます。


◇お試し検定を募集中!◇

牛群検定を6ヶ月間無料体験できる、お試し検定農家を引き続き募集中です!ぜひご利用ください!!

🔗詳しくはこちら


◇牛群検定通信(検定成績表の裏面)を更新しました◇

No.175 令和7年1月号 記事
検定成績表の年間追加除籍牛について、除籍理由の活用方法を解説しています。

🔗記事はこちら


◇増刊牛群検定通信を更新しました◇

No.168 令和7年1月号 主な記事
冬季の乳量減少における原因についてと、検定成績表から確認できる冬季のトラブルについて解説しています。

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◇検定員の方々へのお知らせを更新しました◇

No.159 令和7年1月号 主な記事

1月号では増刊牛群検定通信と同じ記事に加え、乳成分サンプルの取り扱いに関する注意点を解説しています。

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 事業関係情報

◇2024後検(前期)調整交配(乳牛)◇

2024後検前期の調整交配は2024年11月~2025年2月となっています。正確な遺伝的能力評価やゲノミック評価には、日本の飼養環境を反映した国内娘牛の記録を収集することが重要です。また、調整交配に参加しているヤングサイアはゲノミック評価で厳選され、検定済種雄牛以上に高い能力を持っています。

今、最も高いゲノミック評価を持つヤングサイアをいち早く利用できる調整交配期間中にぜひご利用ください。

   

  


 

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